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出演情報

最新の出演情報などは以下のweb、Twitterにてご確認下さい。


webhttp://masanorikikuzawa.strikingly.com
Twitterhttps://twitter.com/renonremon

2013年4月24日水曜日

愛が痛みになる

今日のコロブチカの稽古場は「シアター風姿花伝」という劇場でした。
なかなか味のあるいい小劇場です。

物語もどんどん見えて来ました。

愛は少し方向がずれてしまうだけで、他の誰かの痛みになる。
愛を与えているつもりの相手に対して、痛みを与えてしまうこともある。

自信まんまんで…。

そんな悲しみが、どたばたした笑いの中に見え隠れしています。
そんなこんなを、まだまだ追いかけ続けている真っ最中。
自分をたくさんたくさん重ね合わせながら。


チケットのご予約はコチラからどうぞ↓
http://ticket.corich.jp/apply/44379/017/

2013年4月23日火曜日

コロブチカ、キャスト紹介にて!

http://korobuchika.blogspot.jp/2013/04/shooting-pain5.html
コロブチカのWEBにて、キャスト紹介で取り上げていただきました!

2013年4月22日月曜日

「帝国の建設者」スペシャル割引チケット!

「帝国の建設者」チラシが完成しました!
黒を基調にヴィアンの写真も入ってかっこいいです。
ヴィアン好きにはたまらないデザインでしょう。

チラシ完成を記念して、会えない方には料金の振込をお願いすることになりますが、枚数限定でスペシャル割引チケットを出します。

前売一般3500円→3000円
前売学生2500円→2000円

にいたします!

ご興味ある方は
kikuzawa1974@yahoo.co.jp
まで、お名前・日時・券種(一般or学生)・枚数・ご住所をお知らせ下さい。
後日振込先をお伝えして、入金確認後にチケットとチラシを発送させていただきます。
枚数限定で10枚ほどしか出しませんので、もし売り切れたらごめんなさい!!

敬愛するボリス・ヴィアンの戯曲、現代音楽集団とのコラボレーション、少人数での三幕物で、三幕はほぼ一人芝居となっています。 演じるのが楽しみでワクワクしています!

戯曲は訳は違いますが、出版されておりますので興味のある方はぜひ読んでからご来場下さい。 どう読んで、どう演じて、どう挑戦したかを楽しんでもらえるはずです。

ではではスペシャル割引チケット、ご連絡お待ちしております!

2013年4月21日日曜日

水槽の巨木

メダカの水槽にホテイアオイを入れました。
根が立派なので、水槽に巨木が生えた感じ。
メダカも心なしか落ち着いたように思えます。

6月に出演する「帝国の建設者」は大好きな作家ボリス・ヴィアンの遺作です。岩切正一郎さんの新訳で、上演のためにいくらかカットされているのですが、その味わいがすごく気に入っています。

様々な才能を持ちながら、生前はあまり認められることなくこの世を去ったボリス・ヴィアン。
この「帝国の建設者」も様々なとらえ方ができる戯曲なので、今この日本で暮らす人たちがどうこの物語を受けとめるのか、非常に楽しみです。

現在、舞台と映画と、三本の台本と付き合いながら、あれこれ考えています。
作品と自分と世界(日常)と。

今をひとつひとつ、かたちにしていきます。

2013年4月20日土曜日

コロブチカWeb!

http://korobuchika.blogspot.jp/
↑こちらコロブチカWeb。
最新情報やキャスト紹介、稽古日誌などが公開されています。
日々にぎやか。どうぞご覧下さい。

2013年4月19日金曜日

CM出演中!

現在オンエア中の「三井ホーム」CMに出演中です。
ウクレレ弾いてます!

2013年4月15日月曜日

鋭い痛み

昨日、コロブチカの稽古場で怒りを爆発させた。

とは言ってもあくまで稽古の上なのだけど。

稽古とはいえ怒りにはものすごくエネルギーが必要だ。

そしてやっぱり少し、心が痛い。

「SHOOTING PAIN」とは鋭い痛み。

どこが、何が、どう鋭く痛むのか。

どんどん明らかになっていく。

コロブチカ「SHOOTING PAIN」
http://ticket.corich.jp/apply/44379/017/

2013年4月11日木曜日

観潮楼から

千駄木にある森鴎外記念館へ行きました。

もともと観潮楼と呼ばれた森鴎外の旧居跡に建てられた建物で、玄関の敷石など当時のまま残っているものもあり、鴎外の生きた時代を偲ばせます。
娘の森茉莉さんがエッセイ風の小説「薔薇くい姫」の中で製作時のあれこれを描いている観潮楼の模型もありました。
これを見れたのが一番の収穫です。

それから谷根千の街をあちこち歩いて「古書ほうろう」という古本屋さんへ。
質・量・陳列のどれをとっても素晴らしい古本屋さんでした。
まず店頭の廉価本コーナーからして素晴らしかったので、中は見ずとも分かりました。

探していた岩波文庫、ペトロニウスの「サテュリコン」の美本を購入!
味わいながら読んでいこうと思います。

ボリス・ヴィアン作『帝国の建設者』出演!

6月に出演する舞台の詳細が発表されました。

「うたかたの日々」「墓に唾をかけろ」など数々の名作を生み出した大好きなフランスの作家ボリス・ヴィアンの傑作戯曲の舞台化です。不安と狂気に満ち、ヴィアンの遺作となったこの戯曲、岩切正一郎さんの最新訳にて演じます。アンサンブル室町という現代音楽集団とのコラボレーションです。
どうぞお楽しみに!

ご予約は、kikuzawa1974@yahoo.co.jp まで「お名前、日時、枚数、ご連絡先」をお知らせ下さい。
当日受付精算にてチケットをご用意させていただきます。

ボリス・ヴィアンは、1959年に39歳の若さで死ぬまで、作家、画家、俳優、歌手、トランペット奏者など20以上もの分野で旺盛な活躍を見せた。だが、正当な評価を受けるのは死後数年してからで、60年代後半のフランスは爆発的なヴィアン・ブームに湧いた。すべてのルールと理論を拒否し、自由自在な言語表現に徹した彼の文学は若い世代を中心に、現在も広く読まれている。

アンサンブル室町6月公演 ~演劇と音楽のコラボレーション~
ボリス・ヴィアン作『帝国の建設者』
6月12日(水)2回公演:14時/19時
会場:北沢タウンホール http://kitazawatownhall.jp


音楽:久木山直 委嘱作品
翻訳:岩切正一郎
演出:石丸さち子
音楽監督:鷹羽弘晃
舞台監督:原口佳子
芸術監督:ローラン・テシュネ


出演
父親:菊沢将憲
母親:石丸さち子
ゼノビ:清水那保
クルシュ:中山マリ
隣人:伊藤靖浩
シュムルツ:ディディエ・ダブロウスキー


演奏 : アンサンブル室町
篠笛:あかる潤 リコーダー:野崎剛右
尺八:黒田静鏡
三味線:守啓伊子 バロックバイオリン:須賀麻里江
笙:中村華子 バロックチェロ:山澤慧
琵琶:久保田晶子 バロックギター:山田岳
箏:日吉章吾 チェンバロ:流尾真衣
打楽器:小川実加子 打楽器:石若駿


チケット
一般:3500円/学生:2500円


ストーリー
40代のブルジョワ夫婦、その娘ゼノビ、女中のクリュシュは2つの要素に動揺させられ、引っ越しを繰り返している。1つは奇妙な音、そして2つ目は全身包帯に包まれたシュミュルツという“人間の様な存在”。そして引っ越しの度に住む場所はどんどん狭くなっていく・・・一体どこまで続いて行くのだろうか?


アンサンブル室町
アンサンブル室町は、北とぴあ音楽祭(東京)をきっかけに、バロック時代の古楽器と伝統的和楽器の演奏家、舞踏家、俳優、そして広く開かれた芸術的対話に関心をもつ人々が集まって結成された。これまでに数々の公演やレクチャーコンサートを行い、約30の作品を初演している。また、今後は楽譜出版、録音、国際作曲コンクールの開催などのプロジェクトも予定されている。
http://ensemblemuromachi.blog116.fc2.com/

茉莉さんの家

稽古場に向かう途中、大好きな作家、森茉莉さんが最後に住んでいたアパートの近くを歩く。
静かで少し寂しい住宅街。
ちょっと向こうに大きな樹がたくさん生えている場所が見えた。
今もそのアパートはあって、同じ部屋に誰か住んでいるかも知れない。
向こうに見える大きな樹の下を、森茉莉さんも歩いていたのかも知れない。

2013年4月8日月曜日

佐野碩と世界演劇

早稲田大学演劇博物館にて「佐野碩と世界演劇」を見ました。
ここはお気に入りの場所。
数年前にここで見た「メイエルホリド展」もよかったですが、今回もよかった。
メイエルホリドの助手を務めるほどの経験を持ちながら、思想のために日本を追われ、海外、主にメキシコでの俳優教育に人生を捧げた彼の人生。第二次世界大戦の頃、戦火や思想弾圧から逃れるために世界中から優れた芸術家がメキシコに集まった時期があったそうです。
見応えがありました。彼の晩年の部屋の写真と愛用品、仮面やパイプや調度品などのこまごまとした品々が興味深かったです。
三階では「大学路 韓国現代演劇とソウル」という展示もやっていて、昔出演させてもらった韓国の劇団「木花(モッカ)」のオ・テソクさんのコーナーもあり懐かしかったです。
この建物は内装も含めアールデコの香りがする素晴らしい建物です。
こんな家、いいですね。

2013年4月1日月曜日

隣り合わせの自然

暖かくなってきたので、庭の手入れをしました。

伸びた樹を剪定し、野菜や花の苗を植えたり植え替えたり、春から夏へ向けての準備です。
二年前に切り株からひょいと生えていた細い枝が今では立派な樹になってしまいました。
きっと地面の下にしっかりと根がはっているからです。

枝はあちこちに伸び、雑草は次から次に生え、毛虫や百足、蚊や蝿、見たこともないような生物。
たまに触れる自然はホッとさせてくれるけれど、いつも隣り合わせの自然は脅威です。
はじまりが肝心で、そこを取りこぼすとあらぬ方向に全体が向かってしまいます。

しっかり付き合っていかないと。

コロブチカ「SHOOTING PAIN」チケット発売開始!

本日より、コロブチカ「SHOOTING PAIN」のチケット販売が開始です!
売り切れ必至!
どうぞお早めにご予約下さい☆
お待ちしています!

コロブチカ本公演「SHOOTING PAIN」
作・演出 池亀三太 (劇団ぬいぐるみハンター) 

キャスト
コロ 
右手愛美
菊沢将憲 
六川裕史 
工藤さや(カムヰヤッセン) 
右代谷勝好 
一色洋平
湯口光穂 
雨宮真梨(劇団バッコスの祭) 
雨宮慎太朗 
高橋智哉 
浅川薫理 
鳥枝明弘
前園あかり
林大樹 
港谷順(劇団→ヤコウバス)

若手演出家注目度No.1と言っても過言ではない、新進気鋭の演出家であり作家でもある、劇団ぬいぐるみハンター主宰の池亀三太と、今や演劇界注目度No.1の劇団柿喰う客に旗揚げから主要メンバーとして活躍していたコロが、柿喰う客退団後初の自身ユニット「コロブチカ」での公演で手を組みます。

2013年5月4日(土)~6日(月祝)
4日(土) 18:00~
5日(日) 13:00~、18:00~
6日(月祝)13:00~、17:00~
(計5ステージ)

@横浜美術館ホール

チケット:
一般前売券  3200円  
ペアチケット   6000円(前売のみ)
当日券      3500円
チケット発売日:2013年4月1日(月)

チケット予約はこちらのURLからどうぞ⇩
 
誰かの痛みを完璧に理解するなんて不可能だから、せめてあんたと私で痛み分け。「こんなにも皮膚むき出しの生き物だから、人間であることは痛みを伴う毎日だ。」
格闘一家の三男坊として生まれたA君はB君の頭部を空手チョップで傷つけることができるけど、暗殺一家の長男坊として生まれたB君はA君の大事にしていたピカチューの筆箱に卑猥な落書きをしてA君の心に一生消えない傷を負わせることができてしまう。忘れちゃいけないのは基本的に僕らはむき出しで生まれてきたんだってこと。
それが毎日を重ねる度に、自分を見繕って装って何枚も何枚も特注のオリジナル防護スーツを着こなし戦う勇敢な戦士に成長するのだ。だけどそんな自分ジャストサイズで完璧だったはずの防護スーツにも見えないところに針の穴くらいの隙間があったりして、ふとした瞬間に誰かにそこを狙いすましたかのようにチクっとされちゃって、軽傷だからって笑ってたらばい菌入って、化膿して、そこから感染症になって、おいおい致命傷だったぞって気付いたときにはもう後の祭り。そう、祭り。これはある女の子が痛みに鋭敏過ぎて踊り狂ってて、周りもその祭りにあれよあれよと参加させられてしまう物語。人はいつだって自分の祭りと誰かの祭りを行ったりきたりして忙しく生きている。
思い切って立ち止まってみた奴と、周りを俄然巻き込んで盛大な祭りにした奴。
どいつもこいつも存分に間違えている。

池亀三太(ぬいぐるみハンター)